背のう1型とファニーバッグ使用時の要点をご紹介します!
昨年の夏、製品撮影を兼ねて山で使用しつつ背のう1型とファニーバッグをブログでご紹介しましたが、今年も秋の展示会に向けてカタログなどを作成するために背のう1型とファニーバッグの撮影に行ってきました。
そこで今回は、背のう1型の特徴や背のう1型の調節のポイントなどについて、今回新たに撮影した写真を交えつつご紹介していきます。
1 背のう1型の特徴
背のう1型はハイドレーション以外にも携行品を入れられるようにした0.5DAYバッグです。
1、最大の特徴はコンパクト
腰より上にバッグを保持出来るので腰の装備への干渉を減らし、肘の振りも妨げ難いです。
2、ハイドレーション+αの荷物を携行可能
メインコンパートメントにはハイドレーション以外に0.5日分の携行品を収納出来ます。
ヘルメットキャリアにはヘルメット以外にも収納可能出来て使用法は多様です。
写真は、昨年の背のう1型とファニーバッグをご紹介したときの物です。
3、肩の動きを妨げ難い肩ベルトのウェビングによる接続。
2 背のう1型の調整要領
背のう1型は使用する前に、肩紐の上の接続部分とチェストストラップの調整を行う必要があります。
まず肩紐の調節ですが、写真のように首を倒して動く付け根辺りに背のう1型のトップが来るように調整します。
次にチェストストラップですが、背のう1型を背負ったときに、胸に重みを感じる程度にベルトの左右を短縮します。あまり短縮し過ぎると肩が動き難くなりますので、程よい場所を見つけます。チェストストラップは、長時間背のう1型を背負う場合、接続したり外したりをすることで負担を肩や胸と変えることが出来きます。
肩紐とチェストストラップの長さを決めると概ね背負いやすくなるのですが、携行品を背のう1型に入れた状態でヘルメットホルダーに接続されている底面と上面、側面のウェビングを絞ることで、背のう1型の特徴であるコンパクトさを活かしてより背負いやすく出来ます。
ウェビングの絞る順番は、最初に底面のウェビングを、次に上面を、そして最後に側面と絞っていきます。このように絞ると、背のう1型の底面が携行品の重みによって腰に垂れて腰に干渉することと、背のう1型本体の左右のブレを軽減します。
3 ファニーバッグの特徴
ファニーバッグは小物類を収納して、腰や胸に携行できる小振りのバッグです。
1、逆三角形の形で本体が前でも腿に干渉し難いです。
2、ウェビングが細く、後ろに回すときに回りやすいです。
4 ファニーバッグの調整要領
ファニーバッグのウエストベルトは使用前に、調節側ではない方のベルトの端を体に合う長さで決めておくと扱いやすくなります。
今回はショルダー着用とウエスト着用との両方がしやすい長さでウエストベルトの長さを調節します。
まずファニーバッグをショルダーに掛けた状態でファニーバッグのウエストベルトの先端が輪になっている側を伸ばし切ります。
次に、ファニーバッグと体の間に拳一つ分の隙間が出来るよう、先端が輪になっていない方の端のトリグライドをスライドさせながらベルトを短くします。
ベルトを短くした後、ウエストベルトのバックルを外してウエストベルトの余ったウェビングをまとめてエラスティックバンドで固定します。
身に付ける時は調節側の端末を緩めて着用し、調整側の端末を引いて体に密着させます。このとき、腰骨の下にウエストベルトがはまるようにすると携行しやすいです。
体の後ろに回すときは、調整側の端末にあるバックルを押し出して若干緩め、後ろに回してから端末を引き体に密着させます。
端末処理を行わずに、エラスティックバンドから端末を外して使うと調節が容易です。
ここまで背のう1型やファニーバッグについて改めてのご紹介になりましたが、最後までご覧下さりありがとうございました。
なお、背のう1型は現在開発中の陸自迷彩カラー生地を使用したもので、今後仕様の変更になる場合があります。また、ファニーバッグは冬季用カラーでバックルの種類は通常の仕様と異なり、ITWのアセタルバックルではなくYKKのアセタルバックルに変更になっています。
商品ページ
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